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金融市場:地域銀行の預金獲得競争と今後への示唆~健全性がより重要な局面に~

金利正常化がもたらす預金獲得競争の激化

マイナス金利政策の解除を契機に“金利のある世界”へと移行し、金融機関の預金獲得競争が一段と激しさを増している。2024年度の財務諸表によれば、預金残高が減少に転じた銀行の割合は約4割に達し、前年から大きく増加した。業態全体では預金が増加しているものの、個別行間での格差が顕著となっている。特に第二地銀では、定期預金比率と預金利回りに一定の相関がみられるなど、積極的な金利施策による預金獲得の動きが確認される。

“選ばれる銀行”の条件

地銀では、業容の大きい銀行ほど預金利回りが高い傾向にあり、利ざやの拡大を見越して積極的に預金獲得に動いている様子がうかがわれる。また、第二地銀においては、不良債権比率の高い銀行ほど預金が減少しており、健全性の低下が調達コストの上昇を通じて収益を圧迫する構図が浮かび上がる。自己資本比率と収益性の関係からも、今後は健全性が預金者からの信認を左右する重要な評価軸となるだろう(詳細はレポートをご覧ください)。

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