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金融市場:定期預金による預金獲得競争~個人預金への波はもうすぐ?~

定期性預金への資金シフトの加速

 日本銀行による金融政策の正常化を背景に、要求払預金から定期性預金への資金移動が顕著となっている(図表)。特に、政策金利が物価上昇率を下回る環境下で、金利妙味を求める動きが強まっており、定期性預金への流入が加速している点は、過去の利上げ局面と類似する現象である。

 (図表)要求払預金、定期性預金別にみた預金の前年差と無担保コールO/N物レート、コアCPIの推移

図表

法人預金主導から個人預金へ

 現状は一般法人による定期性預金の増加が主因だが、このところ個人の定期性預金も増加に転じており、今後は預金調達コストへの影響が拡大する可能性が高い。さらに、定期性預金の増加は東京都に集中しており、地域金融機関の預金獲得競争を一層激化させる構図が浮かび上がる。ネット銀行や大手行への預金集中が進めば、地域金融機関の収益力に格差が生じるリスクも高まる。こうした動きは、金融機関の調達戦略の再構築を喫緊の課題へと押し上げている(詳細はレポートをご覧ください)。

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