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金融市場:日銀のデュアルマンデートから考える今後の利上げ~12月議事要旨にみた異変~

日銀は0.5%への利上げを決定

日銀は、1月の金融政策決定会合において、事前の市場織り込みの通り0.25%の利上げを決めた。これにより、政策金利は0.5%となり、17年振りの水準に突入した。市場の注目点は、早くも次なる利上げ時期とターミナルレート(金利の到達点)であるが、現時点では為替動向や米トランプ政権の政策次第の面もあり予測するのは容易ではないものの、おおよそ半年に一度のペースで利上げを行っていくというのがメインシナリオとなろう。
今後、0.75%へ利上げが行われれば、1998年に施行された新日銀法の下では初の水準となるほか、政策金利が公定歩合だった95年9月(1%)以来の水準となる。今後の利上げパスはこれまでに比べ一段と慎重な対応になることは間違いないだろう。

日銀のデュアルマンデートとは

中央銀行には、金融政策を実行する使命(マンデート)があり、米FRBの「雇用の最大化」と「物価の安定」という二つの使命(デュアルマンデート)は広く知られている。日銀にもデュアルマンデートがあり、「物価の安定」は有名であるが、実は「金融システムの安定」という使命もある。そして、その「金融システムの安定」を司るのは、主に日銀内でも最大規模の陣容を抱える金融機構局であるが、1月29日に公表された24年12月決定会合の議事要旨をみると、それに絡む異変が窺われた。
本稿では、デュアルマンデートとの兼ね合いからみた日銀の今後の利上げパスについて、考察していく(詳しくはレポートをご覧ください)。

金融市場:日銀のデュアルマンデートから考える今後の利上げ[ PDF文書:654KB ]

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